「獣の奏者Ⅳ・完結編」を読んだ
「獣の奏者Ⅳ・完結編」(上橋菜穂子著・講談社)を読んでしまいました。雪が降る前に図書館から借りてきたのです。
もう、ね。口利けないぐらい感動した。
なんでかな。上橋さんの物語はなんでこんなに魂を揺さぶるのかな。心臓を鷲づかみにされるのかな。「精霊の守リ人」からずっと、揺さぶられまくり。
この沸き立つ心をなんとかしなくちゃ、どうにもこうにも収まらない。絵にでも描いて吐き出さなきゃ、涙ばかりがでてきて日常生活が送れない。
ここで詳しい結末は書けないけれど、イアルさん。むちゃくちゃかっこよかったッす。「仔犬ちゃん」なんつって悪かったっす。
すごく悲しい結末だけれど、優しく力強い終わり方でもありました。
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