椿屋敷のお客様

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2010年1月30日 (土)

矍鑠ドリアン

Dvc00308 「生きてるものには、『運』ってやつがあるんだなあ」とつくづく思ったことでした。

メロンはまだ2歳で、こないだまで元気で鼠を獲ってたのに死んでしまった。ドリアン(アメリカンショートヘアーのハーフ・雄)は16歳で、人間で言えば90近い高齢猫なのに矍鑠としている。

彼だとて今まで命の危機がたびたびあったのですが。全部クリアーして今に至っています。

まだわたくしが大阪にいた頃から飼っていて、何度も尿路結石になっておチンチンにカテーテルを通しているし。一度など部屋から行方不明になり、ビラをそこらじゅうに貼りまくって探したものの見つからずにあきらめていたら、1ヵ月半後に連絡があって、500mほど離れた駐車場で野良やってたのを連れ戻したという。「よくぞ見つかったものよ。お前とは縁があるんじゃのう。」と思わずつぶやきましたですよ。運がいい子なのです。

10年前に鹿児島に帰るときに飛行機の貨物室で運ばれて、山の中の一軒家での生活が始まり、それまで部屋猫だったのが外OK猫に。でも生活半径はたいへん狭く、よその雄猫と極力もめないように避け、よその人間も避け、飄々ととことんマイペースで生きる。

長生きの秘訣かもしれん。そして『運』を細く長く使っとるのかも。

でも、マイペースの彼も、ここ一年半一緒に暮らした年若い相棒がいないのが徒然無いらしく、炬燵の中や部屋の中を落ち着き無くうろうろと探し回っています。いつも一緒に寝てたからね。

また泣けてくるじゃないかよ。

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