椿屋敷のお客様

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2010年5月25日 (火)

殺処分は必要なのか?

Dvc00353 ずっと疑問に思ってました。「口蹄疫にかかった家畜は殺処分」という行政措置。

変じゃねえ?!

「口蹄疫は偶蹄類の口内や蹄に沿って水泡ができるウィルス性の家畜の病気。通常症状は軽い。体力の無い子供は死ぬことがある。伝染力が強い。人間にはうつらない。口蹄疫の家畜の肉を食べても何の問題も無い。」

ですよ。これって人間の手足口病とおんなじレベルじゃねえ?「いまかかっとくと免疫できて後が大丈夫ですよ。」みたいな。家畜は動物だから、そういうちょっとした病気がはやることもあるでしょうよ。殺さなくてもほっときゃ治るもんじゃないの?

と、素人ながら思って、あちこちみてたらとんでもないサイトが。

http://koibito.iza.ne.jp/blog/entry/1579856ここです。

うわああああ!!

これがほんとなら、宮崎の現在はただの政治的虐殺じゃん!!スターリンや毛沢東やポルポトが人間にやったのと同じことを家畜にやってるってこと。

だいたいさ、「ウィルスや細菌の侵入を防ぐ」って発想がすでにおかしいでしょ?防げるはずないじゃん。っていうかもともと古来から日本の牛や豚に常在してたウィルスらしいよ。人間でも世代的に「免疫が落ちてきたな」って時期が来たら手足口病やはしかやオタフクカゼが流行るように、古来から流行ってきたらしい。

この国は「新型インフルエンザ騒動」でも懲りてないんだ。

「神国日本を穢れから守る」みたいな、過敏で滑稽すぎる防疫。できっこないのに。

「清浄国」とかってすごく不気味な発想だよ。「選民思想」とか「民族浄化」とかと根底は通じてそうだぞ。

「口蹄疫を発症したら、問答無用で周りの発症してない個体も殺処分」てのは、1900年代初めのイギリスで行われた処分。そのときも処分が追いつかずに待ってたら、最初の発症した個体が治っちゃって「なんで殺処分するの?」と農民から疑問が出たんだってよ。

農林水産省は「なんで殺処分するのか」の具体的な根拠をちゃんと示せ!!

「初動が遅かった」とか「リーダーシップがまずい」とかいろいろ言われているけれど、一番はここだ!!

コメント

ぎょええ~!
リンク先見てぶったまげました。なぜか「ハガレン」ネタまで連想してしまったり・・・
で、「なんで殺処分するのか」に関する噂も、中国産子牛輸入ビジネス関連など色々飛び交っているらしくてコワいです。

ありそう・・・・・「中国産子牛輸入ビジネス関連」。
何か役人の好きそうなお金の臭いがしてそう。

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