椿屋敷のお客様

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2010年6月16日 (水)

母性のスイッチ

100616 今年も雌鳥さんが卵を抱き始めました。オタフク、まだ現役です。卵たちの上でぷーーーッと膨らんで、「寄らば殺す!!」と言わんばかりの凄まじい顔をしています。実際手を出せば、突く齧る蹴飛ばすなど大変な目に会いますので触らぬ神に祟りなし、です。

雌鳥さんたちの抱卵スイッチが、いつ、なんで入るのか、不思議です。卵が巣にたくさん並んでいると入りやすいようですが、ときどき一個しかないのに入ったりします。20個近く卵が貯まっても、知らんふりしているときもあります。抱卵スイッチが入ると、人格(鳥格)が変わったように「お母さん」になってしまうのです。ほんとうに不思議だ。

今ネットで「MOTHER」を観てるんですが、松雪泰子演じる一見ドライな女教師が、虐待されてた女の子を助けていきなり母性スイッチが入ってました。人間もやっぱりそうなんだよな。

理屈や理念や倫理じゃない。運命のように、なるべくして、なる。そうなんだよな。

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