のだめカンタービレ・13巻
で、「のだめカンタービレ・13巻・二ノ宮知子著・講談社」を買ってしまいましたです。期待を裏切らないおもしろさ。「KISS」連載中に立ち読みしてるんだけど、にもかかわらず笑う笑う。
10巻からのだめと千秋はパリにおるのであります。のだめは音楽の世界的名門コンセルヴァトワールに、千秋は指揮者としてデビューして。千秋の母が所有する、素敵なアパルトマンの隣の部屋同士になって、しかもそのアパルトマンは、世界各国からやってきた音楽家の卵たちが集っていて・・・・・。と、活字で書くとこんなにも「おフランス好き」が好きそうなロマンティックなシチュエーションだというのに―――。なぜにこんなに変なの?
どうやら「音楽を志すものは世界的に変人で変態。」というのが二ノ宮氏の認識らしく、各国からやってきた卵たちも変。ロシアから来たお色気虫のターニャ、おフランス人のくせに日本アニメオタクのフランク、中国から来た金に異様に細かいユンロン・・・。多士済々なのに、我がのだめの個性はこれにまったくひけをとらない変態ぶり。
飛び入りではいったおフランスの正統な教会のノエル(クリスマス)の、キリスト生誕劇でロバを演じて、しかも堂々とそのコスチュームで「獅子舞」を舞ってみせる。すげえ。どうやってこんなキャラとシチュエーションを考えつくのでしょうか。二ノ宮氏の「天才ファミリーカンパニー」も大好きでしたが、この、キャラとのクールな距離感と絶妙なボケぶりのバランス、たまりません。
今買ったら特製キャラしおりがついてるよ。
わたしのは峰龍太郎しおりでした。
今日のNHKニュース10で取り上げられてましたね。この秋クラシックブームだそうで、銀座山野楽器だか渋谷HMVだかで、「のだめクラシック」コーナーが出来てました。ひやー。
投稿: 麦の花 | 2005年10月 8日 (土) 00時26分
え、そうなんですか。クラッシックブームかあ。音楽の流行一回りしちゃったんですかね。びっくり。ひやー。
投稿: 春 | 2005年10月 8日 (土) 08時12分