椿屋敷のお客様

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2005年11月21日 (月)

鋼の錬金術師・12巻

Nec_0013_2 「鋼の錬金術師・12巻」(荒川弘著・スクエアエニックス)を買ってしまいました。ばりおもしろかったです。

このマンガにでてくる男も女も(ほとんど少年少女だったりする!)なんでこうまでかっこいいんでしょうね?エドとアルの錬金術師兄弟はもちろんのこと、幼馴染のウィンリィ、マスタング大佐にホークアイ中尉、みんなギリギリのところで生きているのに人に優しい。特にこの12巻ではむちゃくちゃかっちょええ表紙にもなっている「東の大国シンのリン・ヤオ皇子」が大活躍!はっきり言って惚れますぞ。王者の自覚と鍛錬された体と心を持ち、50万人の一族を背負って異国までやってきた皇子。それだけでも震えがくるのに、どんな危機でも彼は重傷を負った部下を決して見捨てない。そして一緒に生き残るための方策を冷静に考え続けるのです。そしてその部下がまたその信頼に見事に応えてくれる。壮絶なまでの信頼関係。すごいなあ。荒川弘氏、いったいどんな人生を送ってきた人なのでしょうか?まだお若いようなのに。まあ、北海道の女性は強いしよく働くといいますからね。ご身内の女性もさぞかししっかりした方たちなのでしょうなあ。

このマンガの好きなところは「決して安易に人を殺さない」ところですね。しかしなかなか複雑な展開になってきていますが、これからどうなるんでしょう?エドとアルの錬金術師兄弟のおやっさんが重要な鍵を握る人物なのですが・・・。どうなるの?

アニメもおもしろかったけれど、やはり荒川弘氏のマンガのほうがわたくしは好きです。

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コメント

アニメ版で、こっちの話がバッサリはしょられてたのがやっぱり悲しかったですね~
荒川弘さん、ご実家は酪農やってるそうなので、
モンゴルみたいでエエなぁと思ってしまいます。

おはようございます、しまねこさん。荒川氏の「牛小屋日記」とか見ていると北海道の酪農って厳しそうですよね。鹿児島で年4回採れる干草が、2回しか採れないそうで・・・。そういう環境の厳しさが「ハガレン」の厳しさに反映されとるのかなあ、と思ったりするのですよ。もう、「寒い」「冬が半年」ってとこが「キビシー」。

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