椿屋敷のお客様

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2006年1月 2日 (月)

ヒノキの門柱

Nec_0003_7恥ずかしながら俗物なもので、「Dr.コパの風水シリーズ」を3冊も持ってます。「中国四千年の歴史」というフレーズに弱いのです。

「・・・・・あたしなんか世の中に必要ないんだ。生きてる意味なんかないよう(涙)・・・みんなうまくやってるのにどうしてあたしだけ・・・・・」とかなんとか、笑っちゃうような自意識過剰と自己憐憫の泥沼にうっかりはまったときに、危ない薬をやったり、ご近所に火をつけたり、アーケードで車を暴走させたりしてるヒマがあったら、玄関でも掃き清めて打ち水でもしたほうがマシでしょう。 庭の草取りして、便所掃除したほうが生産的でしょう。

というわけで一昨年、はなはだ落ち込んだときに、Dr.コパの「門柱を立てなさい。門は幸運が入ってくる場所です。その家にふさわしい粗末過ぎず立派過ぎない門柱に手書きの表札をつけなさい」という一文を読み、「これじゃ!!」と思ったわけです。それまで椿屋敷に門が無かったのです。

祖父が残した遺産に、蒲生町の山奥の「60年もののヒノキ山」があります。そこからヒノキの丸太を採ってきて、鉈で皮をはいで、水準器で高さを決めて埋め込んで立てました。素朴極まりない門柱ですが椿屋敷にはふさわしいと思ってます。門柱があるからこそ、門松も映えるしなあ。

おかげさまで門柱が立ってから、いいことが続いてるような気がします。『とりあえずやってみる』って大事なことですね。

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コメント

春さん、こんばんは。
明けましておめでとうございます。
日頃、ハツラツと天真爛漫に人生を謳歌しておられる
雰囲気を醸し出してらっしゃる春さんですが、
エントリーを拝読させていただくと、山や谷をのんぼり&くんだりされての
今現在なのかなぁ~と感じます。
そりゃそうですね。ニンゲン誰しも、生きていれば色々ありますもんね (^-^;)
椿屋敷は、春さんに物質的な恩恵を与えてくれるだけではなく、
心への栄養補給もしてくれる存在なのかもしれませんね。
春さんが、その土地を慈しんでおられるからこその恩恵だと感じます。
素敵な場所を受け継がれた春さんも、
春さんのようなお孫さんに引き継いでもらったお爺様も
どちらにとっても幸せなことですね (⌒~⌒)
今年もよろしくお願い申し上げます。。。

totto*さん、あけましておめでとうございます。
こちらこそ今年もなにとぞよろしくお願いいたします。
おかげさまで楽しくやっておりますが、何より昨年totto*さんをはじめとするお客様とお知りあいになれたことが、すごーくすごーく大きかったです。
人間油断してると、すーぐお馬鹿な自己憐憫と被害者根性に浸ってしまったりするのですが、男前のtotto*さんの考え方とかに触れると「だよねええー――」とか、ふっと力が抜けて冷静になったりとかですね。ほんっと今年もよろしくお願いいたします。またおいしいものの探求にいそしみましょう!!

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