椿屋敷のお客様

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2006年2月 7日 (火)

アンズの移植

Nec_0010_7 実はこの2月から3月は樹木の移植シーズンなのです。春の新芽が出るまでが勝負時。特に落葉樹は葉を落として休眠状態なので、今のうちに移植しておいて添え竹で固定しておけば、春の新芽シーズンに同時に新根がでてくるので、ほぼ100%の確率でつきます。

アンズを2本去年の春の木市で買ってきて植えておいたのですが、どうもこのままでは備後大梅にひっかかりそうだったので、今のうちにもう少し距離を離した場所に植え替えました。アンズ=アプリコット、ジャムにお菓子にたいへん活用方法の多い果物です。3年目ぐらいから成るらしいので、もう、来年が楽しみで楽しみで。

畑にある程度の間隔を置いて落葉樹を植えることには、実はもう一つメリットがあります。つまり夏に落葉樹は葉を繁らせて緑のドームを作り、鹿児島の夏の炎熱から背の低い野菜類を守ってくれるのです。かといって秋になれば葉は落ちるので、冬の日照が乏しい時期には丸裸なので冬野菜にはよく日が当たる。うまい工夫だなあ・・・

それを聞いて以来、落葉樹でおいしい実がなる木を買い集めては植えています。梅、アンズ、暖地桜桃、カリン、スモモ、ザクロ・・・ラインナップを見るだけでもおいしそうでしょ?

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コメント

アンズですかぁ・・・なんだかいいですね。うちも植えようかしらん。
かれこれ1年前の植樹ですが、今はどうなっているでしょうか。

実がなる木って、ホントその季節になるとウキウキします。うちの庭にもありますよ。梅、ビワ、栗、そして柿。うちの梅干は、もう何十年もこの梅の木のお世話になっているのです。今年こそは絶対に、お義母さんに梅干を教えてもらお。
藤棚が錆びて倒れかかっているのと、虫にたかられて弱ってしまったのを機に、藤を切ろうという話が出てまして、だったらその跡地にはキウイフルーツがいいなぁと勝手に計画中。

昔はおいしい桃のなる木もあったらしいのですが、ある夜、桃泥棒に実を盗まれたら、木が腐ってしまったらしいです。二重に許せん、桃泥棒!!でもねぇ、モラルのあった昔ですら、食べ物泥棒が出たってコトは、いつか食糧難の時代がきたときには、うちの畑なんか24時間見張ってないと作物を根こそぎ盗まれるよなぁ、きっと。

桃の木が枯れたのはもったいなかたですね!みの窓さんちもたいへん豊かなお庭事情ですばらしいです!じぶんちに実のなる木が生えているっていいですよね~~~。

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