椿屋敷のお客様

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2006年2月12日 (日)

ウグイスの谷渡り

Nec_0024_9 名目上は鹿児島市内なのですが、たいがい山の中で、敷地の南側には深い谷がつながっており、しかも庭も畑も椿だらけのわが椿屋敷。必然的に2月3月は、ウグイスやメジロ(鹿児島弁でハナシ)のナンパ場とあいなります。

今朝、モモとのんびり見回っておりましたら、藪の中から「ホー・・・・・キョキョキョ♪」と気の早いウグイスくんが「谷渡り」の修練に励んでおりました。うううむ、もうそういう季節か。

彼らにしてみれば、一重にこの鳴き声の良し悪しで「彼女をゲットできるか否か」がかかっているのですからね。人間の男子のように「ギターを練習してみたけれど音痴でリズム感が無かった。顔も不細工でイノシシの如し。あきらめてIT企業を興して株操作して大儲けして、合コンしまくって札束で顔はたいて女の子と寝まくった。」などという逃げ道が無いわけですから、修練にも熱が入ろうというものです。

しかし、自然とは残酷なもの、なにやらすぐに「ホー・・・ホケキョ♪」とマスターできる奴もいれば、いつまでも「ケキョケキョケキョ」とやっている奴もいる。うちの椿のある程度大きい木は、それぞれの縄張りになるらしく、「ホー・・・ホケキョ♪」と才能のある奴は早々といい木を確保している様子。だとすると、女の子に気持ちのいい音楽を聴かしてやった上においしい蜜を吸わせる高級レストランを貸切にしたようなもの、ナンパ成功率は格段に高くなることでしょう。熾烈な争いになるのも当たり前です。

まっこち、何の世界も一皮むけばキビシかことよ。ところで「じゃあウグイスの写真を撮って載せろ」などと無理難題は言わんとってくださいよ。

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