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2006年3月18日 (土)

雨中の桜

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山桜が雨の中で散っています。

日本で桜ほどありとあらゆる意匠や絵や写真になっている花はないのじゃないでしょうか?必然的にどんなアングルで撮っても「どこかでみたような」ものになりますね。まあ、もともと写真はヘタクソなので、「撮れたひこでよし」が基本姿勢。気にしない気にしない。

ソメイヨシノより断然山桜派です。花びら色一色になってしまうソメイヨシノより、薄茶の新芽がいい按配で混じる山桜のほうがいい。今年は山桜の開花も早いんじゃないでしょうか?今日はまだ彼岸の入りなのに。

「桜の下には死体が埋まっている」し、「花見は無意識のうちの墓参」だし「同期の桜」だし、その美しさに影がつきまとうように、ベタで不吉な意味が付加されている花ですな。まあ、「花は女が股を開いてひっくり返っているのと同じ」なわけですし。ちょっとやそっとは毒や悪気があったほうが、さらに美しく感じるのが人間ちゅう動物だっちゅうことで。

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コメント

うちの死んだ親父のあだ名が「山桜」でした。
花より先に葉が出る→鼻より歯が出る
つまり出っ歯。
私も山桜系です。

おお、福岡Tさん!「山桜」とはなんと風流な表現でありましょうや。チャーミングであります。ちなみに、わたくし受け口です。

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