椿屋敷のお客様

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2006年3月22日 (水)

椿「孔雀椿」

Nec_0015_8 ついに咲きました。「孔雀」の名を持つ「孔雀椿」です。派手です。

祖父が大好きだったので、東南の築山の一番メインの木になっています。紅地に白斑の八重、蓮華性、中~大輪。葉は披針、中形。樹形は枝垂れ性。愛知県の三河産です。

なんでも「孔雀」の名がつくものは派手です。本物の鳥の孔雀があれだけ派手ですからね―――。いかにも「インド原産」ですよね―――。あんな派手な模様がついたキンキラキンの1m以上にも及ぼうという尾羽を、発情期の雄は惜しげもなく広げて、その上ダンスまでして見せるそうな。それを見た雌は、「一番派手できれいで大きい目玉模様の数が多い尾羽を持つ雄」を選ぶそうな。まったく。あの目玉模様、人間のわたしらが見てても目が廻りそう。そりゃあ発情期の雌が思わず幻惑されて、ボーっとなるのもむべなるかな。それでも「一番のやつ」をえらぼうというのだから、どんな種の雌も貪欲であることよのう。

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