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2006年8月 4日 (金)

イネ科の草

Nec_0002_21 カヤツリグサ、メヒシバ、オヒシバ・・・・・・

今時分からこの手のイネ科の草が後から後から生えてきます。はああああ・・・・・(溜息)

これが、ほんとうに根が強くて、しぶとくてはびこって困るんですよ。種はばらNec_0003_22ばらと飛び散るし。

肝心な野菜は弱ってしまうし。

 菊やハギや桔梗なんかと取り合わせて秋草模様によく使われるぐらいで、そらもうなんともいえない寂しげで荒れた雰囲気がある草々なのです。これが畑に生え出すと「荒廃」の二文字が点滅しだします。やばい。

しかし、救いの神というのはいるもの。

ヤギ様方も鶏様方もイネ科の植物は大好物!もうじゃんじゃかじゃんじゃか食べていただいてます。そして片っ端からウンコに。かくして手に負えないイネ科雑草は、畑を肥やすヤギ糞・鶏糞となって秋冬、さらには来春の作物を約束する糧となるわけです。ありがたや、ありがたや、ほんとうにありがたや。

お知りあいの85歳の米農家さんが、鹿児島市郊外の田んぼを今年から作らなくなって草が生えてきました。するとさっそく市役所に苦情がきたというのです!昔はそこらじゅうが田んぼだったのですが最近になって市街地調整がなされ新しく越してきた家が田んぼの周りにできたのです。その家からの苦情だったらしいです。「年をとって田んぼができんごとなったで、今年止めたばっかりやって・・・市役所から苦情がでたで、シルバーを頼んで草刈をしてもろかたじゃ・・・。」

怖いね。即苦情か。           

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