実生の茶の木
夏の終わりにはっと気がつけば、去年ばらばらと蒔いておいた茶の実から芽がでているではありませんか!忘れた頃に出てくる茶の芽。
うはははは、たまりません。
自家製茶を作るのにもう少し茶の木を増やそうと思っているのです。「手摘みにするなら挿し木より実生のほうがいい。実生だと新芽の出る時期が木によってずれるので、細く長く新茶を楽しめるから。」と聞き、「な~るほど!」と膝を叩きました。まったくなんにでも、うまいやり方があるものです。なんにせよ茶の実はただ。蒔くのもただ。必要なのはときどきの草取りと5~6年の長いスパンで考える気の長さだけ。
昔はとにかく「早く、早く結果が欲しい」と思ってました。
それって結局焦った分だけ損。「急いては事を仕損じる。」バタバタしてちゃロクなものが手に入らない。
やっと今、それを心から納得しているところなのです。
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