鳥の巣
畑の奥に椿が密植されたまま大きくなって、ちょっとした林になっているところがあります。ここに毎年ツルウメモドキが栄えるので、今年もちゃんと実をつけてるか確認に入りました。なにせクリスマスやお正月の飾り付けに欠かせない赤い実のツルですもの。(まったくどんな山の中、藪の中だ?っちゅうの。とても庭先とは思えん)
と、見ると椿の枝分かれしたところに実に上手に枝や枯れ草やビニールロープを積み重ねた小鳥の巣がありました。春から夏の間に使ったらしくもう主はいなくなっています。
いやあ~~~!これが本能とはいえ、ほんと上手に巣を作るなあ!手で触ってちょっと力を入れてみても、しっかり隙間なく積み重ねてあり崩れません。考えてみれば台風とか来るのにチャチイ作りだと、雛ごと吹っ飛んだりしてとんでもない悲劇になってしまうもんな。
それにしても夏の間、この巣の1mぐらい離れたところを結構うろうろしているはずなのに、まったく気がつきませんでした。こういう隠れ家としての隠密性もまた巣の機能なのでしょう。まったくたいしたもんだ。
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