椿屋敷のお客様

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2006年10月18日 (水)

フレンチマリーゴールドの花

Nec_0019_18 「大地の子エイラ」(ジーン・アウル著)という大好きなシリーズがあります。

舞台は氷河期が終わりかけてまだマンモスが闊歩するヨーロッパ。クロマニヨン人の少女エイラが、ネアンデルタール人の一族に拾われて育ち、滅びの道をたどるネアンデルタール人の知恵とクロマニヨン人の知性を兼ね備えた大地の女神のような存在へと成長していく、・・・・・わけなんだけど。

そのエイラの育ての親が、ネアンデルタールの薬師であり巫女であるイザ。イザのハーブや薬草の知識が凄くてね、彼女がそこらの草や木をを使って治療する描写を読むたびにワクワクしたものです。特にマリードールドを傷口の消毒薬としてよく使ってました。乾燥したマリーゴールドの花弁を熱湯に入れて煎じた汁で傷口を洗うと化膿が防げるのですと。

それ以来わたくしのマリーゴールドを見る目が変わったのでございました。しかし、最近になってそのマリーゴールドは実はポットマリーゴールド、要するにキンセンカのことで、通常”マリーゴールド”と呼ばれるフレンチマリーゴールドとは違うのだと知りました。(日本では仏花に使われるキンセンカは凄く薬効あらたかなんだぞー。消毒薬に美容に消化促進にサフラン代わりに料理の色つけに、使い道いろいろ)

なあんだ。

翻訳って難しいなあ。

ちなみにフレンチマリーゴールドも、虫除けにはなるそうです。

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コメント

インドではマリーゴールドはヒンドゥー教徒にとって「聖なる花」だそうです。
アーユルヴェーダの治療薬にも使われていたかと。
新婚旅行に行ったとき、街の至る所に祀られているシヴァ・リンガ(日本の氏神様みたいなもんです)には、マリーゴールドがいっぱい飾られてました。
インドのものは、日本の金盞花くらいの大きさで、フレンチマリーゴールドのような襞の多い花びらでしたね。
マリーゴールドを見ると、インドを思い出します。

「大地の子エイラ」、勝手にタイトルから想像してたのとは全然違う内容。これは読んでみたい!

「新婚旅行でインド」って・・・・・(笑)。さすがに凄いなあ、麦の花さん。そうかあ、インドでは「聖なる花」かあ。そういえばいかにもインドっぽい色合いかも(←思い込み)。

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