ツルウメモドキの季節
街を歩けば、はやイルミネーションとモミの木、踊って腰振るサンタがお出迎え。クリスチャンなんてほとんどこの国にはいないと思うけれど、いいの1500年も前からなんでもありの国なんだから。
わたくしなぞもどこからみても仏教徒、朝一番に仏壇にお茶と仏飯をお供えする浄土真宗西本願寺派ですが、12月24日にはクリスマスケーキを食べます。生まれてこの方ミサなんか行ったことありませんが、鳥の丸焼きを食べます。丸焼きがなければゴテを。最悪フライドチキンを食べずにはおれません。信仰とはまったく関係なしのご馳走を食べる日なのであります。
聖書なんか読みませんが、クリスマスリースはおしゃれだと思うので作ります。ご存知のようにツルウメモドキはこの時期にちょうどいい按配に乾いて黄色い鞘をつけた赤い実をつける蔓草です。これでクリスマスリースを作ることが流行りだしたのはここ10年ぐらいのことだと思いますが、浸透しましたね~~~。よく見かけます。クリスマスからお正月にかけて値段の跳ね上がる植物のひとつです。まさか、こんなものがこんなに流行るとは、20年前には誰も想像してなかったでしょうね。
思ったとおりに自生させるのがなかなか難しい蔓草です。たまたま条件があえば頼まなくても生えて繁殖するのですが。鶴田町の建設作業員の方が苦節5年ぐらいかけてかなりの本数のツルウメモドキを栽培してらっしゃるという記事が毎年今頃南日本新聞に載りますね~。
幸いにしてうちの畑の奥に、たぶんなくなった祖父が植えたであろうツルウメモドキがよく繁茂している場所があり、今年もそれとアケビを使ってリースを作ろうと思っております。まことに畑があるということはありがたいことです。
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