ミント
ハーブってのはたいがいがそうですが、「ヨーロッパの野草」なわけです。野草だからして地質、温度、湿度、日照、などの条件が合うと手のつけられないぐらいはびこります。
18年前に亡くなった祖父が、何を思ったかミントを植えて、それが条件がよかったらしくいまだによく茂ります。地下茎がかなり張っているらしいです。お菓子とかに使うわけでもなかったのになあ。なに考えてたんだろうなあ?
案の定、これも亡くなった祖母が「こげな臭かもんを植えて、どげんしやっとな?!」とぶーぶー文句をたれていたのを覚えています。
まあね。ミントは匂いがしますね。嫌いな人には臭いだろうなあ。夏などそこの一角は頭の芯がくらくらするほどミントの匂いが立ち込めるのです。
わたくしは好きな匂いだし、なによりかによりお菓子の飾り付けには必要不可欠だし。「植えてくれといてありがとう、おじいさん。」と今年も芽吹いてきたミントを見るたび亡くなった祖父に手を合わせるのでありました。
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