流行ってるの?
それでこの三人に共通していたのがしゃべり方。とにかく語尾をはっきり言わないの。「~です」とか「~ます」とか聞こえない。あるいはその単語だけを言う。たとえば「花が咲いてます。」だったら「花・・・・・・」とだけ言う。発音が小さくて不明瞭。しゃべるときの発声法を、たぶん胸式呼吸だけでやってるから声が通らなくて聞こえづらい。
これって想像以上に不愉快。
悪意はないのだろうに、他人に与える印象がすごく悪くなる損なしゃべり方。
たまたまでしょうけど、3人続いたので「まさかこのしゃべり方、流行ってるんじゃないだろうな?いい流行じゃないぞ。」と思ってしまいました。
そういえばFM鹿児島の夜9時ぐらいに「平河内一丁目」というちょうどこれぐらいの年齢の兄弟バンドがパーソナリティーをやっていたんだけれど、この二人の発音がこんな感じで、ラジオにもかかわらず何を言っているのかさっぱり聞こえずたいへんイライラする番組でした。
「本を音読する」って一見バカみたいだけれど、日常言語の発声の訓練にもいいし、脳の活性化にもとてもいいパフォーマンスなんだぞ。今の学校ってちゃんとこれやってるのか心配になってきた。だいたい「日本に生まれたから日本語がちゃんとしゃべることができる。」わけじゃない。たとえ母国語でも言語は訓練が必要。ましてや尊敬語や丁寧語なんかの社会言語はちゃんとロールプレイイングしないと習得は無理。よく接客業の会社が新人に発声訓練とロープレさせてるのは一番肝心なことだからです。
ちゃんとしたおしゃべりはコミュニケーションの原点です。そしておしゃべりってのは訓練しないとできないものなんだよ。
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