ホオズキの花
造物主というものがこの世にいるのなら、かなり優秀なデザイナーではないかと思います。たとえば植物。種、葉、茎、花・・・・・その植物にはその植物なりの雰囲気とでもいうべき共通したデザインがあります。
ホオズキの実は「鬼灯」とも呼ばれるほど見事に赤い五角形のボンボリ型になるわけですが、すでに花の段階でその五角形の兆しが見えます。なんと、この花が終わった後で花の根元のガクが伸びてあんなふうに実を包み込む赤い袋になるのですと。
よくできてるな―――!
墓花があっという間に枯れはてる8月のお盆の時期にホオズキがあると便利です。赤い色も鮮やかだし。枯れないし。うちの玄関先に昔捨てたホオズキから毎年生えてきます。まことにありがたいことです。ヤギがだいぶ食べちゃったけどね。
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