椿屋敷のお客様

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2007年8月25日 (土)

傘がない

Nec_0071ぐうたらな上に粗忽者なので、よく忘れるし無くすしで、今一本も傘を持っていないのでした。

やっぱり傘がないと困るよなあ~~。

あれも優れものの発明ですよね。差すとあんなに広がるのに(だいたい半径60cmぐらいはあるよな)たたむとコンパクト。折りたたみなんかバッグの中に入っちゃう。今じゃ携帯ぐらいの大きさの折りたたみ傘もあるし。すごいよなあ。

なにかでちらりと読んだのですが傘は何千年か前に発明されて以来、ほとんどデザインが変わってないとか。それは基本デザインが優れている証拠であります。このサトイモの葉っぱと同じ構造。中心に軸があってそこから骨が四方八方に広がり薄い防水シートが張ってあるという。よく、今でも河童や蛙の置物がサトイモの葉っぱを傘にしてます。子供のころ急な雨に降られたら、そこらの畑のサトイモの葉っぱのでかいのをこっそり頂戴して傘代わりにしました。結構役に立ったなあ。でも真ん中のくぼみに水が溜まって、ときどきザバアとひっくり返って頭から被ったりしました。子供のこと、それがかえっておもしろかったりして。

「ロビンソン・クルーソー漂流記」の中でも、「傘をヤギの皮で作る」エピソードがあり「どんなんや?」と思いました。一応たたむことができるやつだったそうです。「雨に濡れるのは健康によくない。なんとしても傘が必要であった。」とかなんとか。

そうだよな、あんな細い骨にシートを張っただけのしろもので雨を防ぐんだもんな。まことに偉大な発明であることよ。とりあえず一本買わずばなるまいて。

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