椿屋敷のお客様

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2008年3月14日 (金)

供花

Nec_0012 さて、「宗教にも信仰にもまったく興味なんかない」などと嘯いていたはずなのですが、気がついてみれば朝一番に仏壇にお茶とご飯をお供えし、「南無阿弥陀仏」と唱え(うちは浄土真宗西本願寺派)、週に一度はお墓の花を替えております

これって客観的に見れば、かなり仏教徒ですよね~~(もちろん日本の大乗仏教ってことで)。

かといって教義を知っているわけでもなく、お経の一本も読めるわけでもなく、ただただ親の真似をしているだけで、御仏の心を理解しておるわけではありません。

つくづく、江戸幕府はうまいこと仏教をコントロールしました。なんの宗教的な熱狂もなく、日本の庶民は(あたしのことだ)土着的なアミニズムと入り混じった風習として仏教を飲み込んでしまいました。仏飯も仏花も歯磨きと同じ、習慣なのです。めんどくさいけれどやらないと落ち着かない。

春の彼岸がやってきます。今母方の墓を管理していますが、彼岸と盆には加えて父方の墓にも供花します。そうでないと落ち着かないのです。まあ、いいことだと思うんですけどね。

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