いつの間にか生えてきたもの・その2
庭の南側の隅に大麦が固まって生えてきてます。まったく植えた覚えがありません。たまげたど。
「ロビンソン・クルーソー」の中のエピソードを思い出したぞ。
無人島に流されてパンを何年も食べることができず、「麦、麦、麦」とそればかりを考えていたクルーソーの前に、いきなり大麦の株が。「神の恩寵だ!」と感動に打ち震えるクルーソー。
種を明かせば、鶏の餌の袋をひっくり返してはたはた叩いた場所だった、ということで。袋の中の鶏の餌の麦から芽がでてきたんだな、これが。文字通りの種明かし。なんでもかんでも「神、神、聖書、聖書」のプロテスタント的発想にはついていけないkれど、揺れる麦の穂を見つけたときのクルーソーはどんなにかうれしかったろうなあ。
「麦、麦、麦」とは今のわたくしも同じ気持ちです。「ヤギ餌用に麦類を植えたろう」とエンバクやヒットソルゴーの種を取り寄せたところだったのです。こういうときに植えた覚えもない大麦が生えていると、とてもうれしいぞ。
でもうちの大麦はなんで生えてきたのかわかりません。
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