椿屋敷のお客様

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2008年4月28日 (月)

いつの間にか生えてきたもの・その3

Nec_0021 ムベでございます。鹿児島弁で「ウンベ」と申します。秋の山遊びの際に、よく食べました。山の果実にしてはとても甘いんです。種はむちゃくちゃ渋いけど。

うち、今、「もおおお!いい加減にしてくれ!!」と喚きたくなるぐらい畑中がアケビまみれでして、毎日毎日毎日毎日アケビのツルを払ってます。それでもとり損ねたアケビが秋には鈴生りの実をつけることでしょう。そしてその実が落ちてそこから芽がでてくることでしょう。鳥さんたちが食べてウンチにしてばら撒く種もただ事ではありません。というか、ほとんど自生してくる野生の植物は、どこの何様とも知れぬ鳥さんたちの粗相の結果でありましょう。

畑のこの状態ならば、同じアケビ科のウンベがどこかに自生していないはずが無い、と読んでいたのですが、どんぴしゃ!

ありましたよ。ウンベ。大繁殖したアケビのツルに混じってひっそりと。周りのアケビは全部剥ぎ取ってヤギに食わせましたが、ウンベはとっておきました。もっともどこがなにやらわからないほどアケビと絡まりあっていたので多少アケビと一緒にヤギの胃に入ってしまいました。

大事にしとこう。ウンベの株なんて木市やサカタのタネでかなりお高い値段で売ってるぐらいだもんな。秋が楽しみじゃ。

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