椿屋敷のお客様

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2008年7月 2日 (水)

今週の家定様

Nec_0019 今やわたくし堺雅人の徳川家定に夢中!日曜日に「篤姫」を見たのに今またyou tubeで見てしまいました。まったくあたしったら!でもYou tube万歳!家定様万歳!

この家定様の品の良さってなんなのでしょう?いかにも「貴種の王子さま」です。いいなあ・・・・・・。もう一挙手一投足にどきどきどきどき。

最初「わしは子供など要らぬ。」とか言って指一本触れなかった篤姫とも、少しづついちゃいちゃいい感じ。なのに逃れがたい不吉な死の予感がせまってます。どうやら来週か再来週には。その予感がようやく愛が深まり始めた二人の関係を、切なく美しくしているの。

こんなラブラブ状態のまっさなかに家定様に逝かれてしまったら、そりゃあ江戸城明け渡しの際にも一人大奥に残って、故郷薩摩藩=西郷と対決の一つや二つしてしまうでしょう。今は無き愛する人の大切なものを守るためにがんばっちゃうよね。それがおなごと言うものよ。

そういや古今東西を問わず「不幸な貴種の男」ってもてるのよね~~。

その条件とは

  1. 貴種の生まれであること(すなわち育ちがよい)
  2. 美形であること
  3. 賢いこと(できれば『能ある鷹は爪隠す』ほうが良い)

そして、これが肝心なの。

 4.不幸であること(これの典型が『貴種流離譚』)

ここよ。これこれ。本人の責任の及ばぬところでどうしよもない悲運を背負っている。その悲しみの影が前3の条件のきらきらしさをさらに輝かせるの。おなごに「わたくしがついていなければ、守らなければ」と思わせてしまうの。

家定様ってまさしくこれよね。堺雅人の演技もすばらしいけれど、田淵久美子氏のシナリオがまたすばらしい。幕末モノは今までそれこそ星の数ほどあれど、これほど見事に徳川家定の内面を描いたものなどあったでしょうか?ほんとうにすばらしい!

もうすぐお亡くなりあそばすのね。ううう、悲しいけれど・・・・・・。そうでなくちゃ、なの。

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コメント

先週の再放送をお昼間に見ることができました♪

家定様の「今度生まれ変わるとしたら人間以外なら何でも良い」と言っておられたのですが・・・もしかして春さんとこのヤギさんだったりして~とお馬鹿なことを思ってしまいました(^_^;)

↑の場面。。。どんな場面なのか見てやっと理解できました(o^^o)

ところで「クライマーズ・ハイ」を観られるご予定は?

いよいよ明日は続きが見れます。
家定様、殺し文句を言ってます。楽しみです。

「クライマーズ・ハイ」ネットで見るつもりです。これも評判ですね。激昂してる雅人様も素敵!

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