エノコログサとモモしっぽ
エノコログサは「狗(え)の仔ろぐさ」で、ふさふさした穂が揺れる様がワンコのしっぽに似ているからつけられたそうな。
確かによく似ています。誰だか知りませんが昔の人はよくも名づけたものよ。「エノコロ」の語感が何とも言えずキュート。
うちのモモ(紀州犬雑種・7歳・♀)は、差し尾ぎみのふさふさしたしっぽを持っています。「モモ」と呼びかけたときのお返事代わりに、この立派なしっぽをゆさゆさ振ると、あらまあ確かに秋の日差しにゆらゆらと揺れるエノコログサにそっくり。
もうじきエノコログサは立ち枯れて穂も茶色に熟します。そうなるとまさに茶色の犬の尻尾にそっくりになるなあ。
恥ずかしながらうちの畑はまだエノコログサ生え放題。早く草とらないと何百頭もの赤犬がしっぽ振ってる状態になってしまう。秋の彼岸が来る前になんとかしないと。なんとかしないとって、気ばかり焦るんだけれどね。
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