椿屋敷のお客様

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2008年9月 7日 (日)

桐生と氷室「チーム・バチスタの栄光」より

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「アメリカ帰りの天才医師・桐生恭一率いる外科チームの手術中に死ぬ患者が連続した」

それが「チーム・バチスタの栄光」の発端でした。

「一番になっても恭しさを忘れるな」と付けられた名前を持ち、なにげない動作の一つ一つまでが「端正」と描写される外科医・桐生。まさに、光(どっちかというと阿部寛の役はこれでしょ。10歳若い豊川悦史かも)

対して「夜のとばりと共に、音もなく佇む」麻酔医・氷室。まさに闇。(あれか?萩原聖人かな?)

このシリーズの一貫したテーマが「光と闇の桎梏」。強烈な光があれば、そこには深い闇の影ができる。

巧みな描写で鮮やかに対比してみせる。すごいぞ、海堂尊!

それにしても「医龍」といいこれといい、とりあげている「バチスタ手術」ってよっぽどへんちくりんで難しくて、なおかつ効果的な手術なんだろうなあ・・・・・・・。

0720 テキスト

「チーム・バチスタの栄光」

海堂尊著

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