夕間暮れのハマユウ
ご近所の空き地が藪になっていて、その藪の草を刈ってヤギに食べさせてます。
今日も藪をかき分けてたらいきなり芳香と夕間暮れにも鮮やかに光るハマユウの花が。
びっくりした。昨日まで気がつかなかったのに(たぶん蕾だったんだな)、今日は花。物事が世に現れるときって、こんなものなのかもしれないな。
蕾の時には気がつかない。もちろん葉だけの時なんかまったくわからない。花が咲いて初めて「オオッ!」と思う。そして、ここがもともと屋敷跡で、ハマユウがそこの庭に植えられていたのだと知る。屋敷がなくなってもずっと何十年もそこにあったのに。花が咲くまでは無いのと一緒。季節が過ぎて花が枯れたら、来年の今頃までまた、ハマユウの存在は忘れられる。
それでいいんだ。
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