椿屋敷のお客様

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2009年8月 4日 (火)

飴と鞭

090804 前々からそうじゃないかと思ってたんだけれど、とみにそうだと思い知らされた真理があります。

「世の中飴と鞭」です。

飴だけでもダメ。鞭だけでもダメ。ここんとこの匙加減がすべてを決めるよなあ。

夕方のヤギの小屋入れ、ずっと苦労してたっす。「ヤギってお馬鹿ちゃん。犬とは大違い」などと、いつも鞭ばかり(ロープで引っ張る、犬で追いかける)使って、飴を忘れてたっす。ごめんねヤギたち。

でもね、ヤギにも魂があるからさ、脅されてばっかりじゃ肝心なところでゆうこと聞かないのよね。

ヤギにも自分にも一番楽な方法は、犬たちに追いかけさせつつ、群れの進む方向を決める雌ヤギたちにカライモやニンジンのかけらを食べさせながら誘導する、という方法です。まさしく飴と鞭。

これは楽だ。しかもヤギたちに恨まれない。それどころか感謝されてる(ような気がする)。

犬のしつけと一緒だよな。「おすわり」できたら即ジャーキー。「伏せ」できたら即ジャーキー。しつけてるのに嫌われない。それどころか愛される(てると思う)。

ああ、結局人間もそうなんだよな。人付き合いも飴と鞭。どちらか一方だけじゃダメ。

実は「ダメ亭主と別れました」と、よく聞く昨今。お話聞けばまさしくこれ。まあ、亭主の場合「飴ばかり与えて甘やかしすぎました。」というお話ばっかですけどね。

コメント

私は文鳥飼育歴長いけど、やっぱ、ケージに戻りたがらない子とかいるんですよ。よく馴れているとか、馴れていないにかかわらず。
ある時、気づいたんですが、ケージには楽しい事がなければ、帰りたくないのはアタリマエなんですよね。
で、楽しくする方法として....。
1.帰るとケージが掃除されていてキレイ(これはやってない日もあって、まあ、鳥もあまり気にしてないケド)
2.新しいご飯がある。
3.たまにダイスキなみかんとか、芽出し餌とか野草等がある。
4.お水が新しい(特に水浴び用)
5.仲間がいて淋しくない。(1羽飼いにしない)

今、4ケージ8羽いますが(やんちゃな子や余り馴れていない子もいます。)、「帰るよ~。」って呼びかけたり合図すると、いつでも、皆、たたたーっと我先に帰ってくれます。3年位前に雛がたくさん増えて一時期十数羽いましたけど、それでも、同じ。鳥友達が来た時、びっくりされました。
「腕白な子が多いのに。」って。
SHOP出身の新入りで人に全然馴れてなくてケージから出る事に馴れていない子でも、これなら、あっという間に覚えてくれます。

飴ムチも大事ですが(もっとも文鳥にはムチは向かない)、習性を利用する事も大事だったりします。(文鳥は群れるので、誰も外で遊んでいないとみんなのいる方へ行くので。)

なんか、たかたか書いちゃったケド、エライ長文になっちゃいました。(^^;

あんずちゃん、成長が楽しみです。
うちにも、あんずという名の文鳥がいます。
足にハンディキャップがありますけど、それを感じさせない超元気娘で、ラブラブな彼氏と暮らしてます。

おおおおお~~!!!
hiromiさんの文長のお話は、いつもとてもためになります。愛がある!!

そうなんだよなあ~~。小屋を掃除して、好きなご飯を用意して、群れにさせる。
そうなんす。そうなんす。ヤギもそうなんす。

自分に余裕がないと、そこらへんいい加減になるなあ、と大反省。

また。ご指導よろしくお願いしますです。

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