美味しんぼ
一世を風靡した「美味しんぼ」(雁屋哲原作・花咲アキラ絵・小学館)でございます。
わたくしが持っているのは78巻まで。今もスピリッツで連載中。いったい何巻までいってるんでしょうか。
「食」が最大のテーマなのは、いわずと知れたことですが、もうひとつの「海原雄山と山岡士郎の親子の確執」ってのがねえ。なんかねえ。おかしかったですねえ。
だってさ、日本国内だろうが、海外だろうが、どこに行ってもこの親子鉢合わせしてんのよ。これほど思考法も行動パターンも似通った父と息子なんて、いまどき珍しいわい。
「究極と至高の食対決」が繰り広げられるたびに「ホント仲いいよなあ、この親子」と思いましたですよ。「一緒の家に住みながら、お互いがまったくの無関心、何年間も会話無し。」とかいう、昨今の「親子の断絶」に比べたら、この二人の関係のなんとホットなことよ。まったく、楽しそうだ。
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