椿屋敷のお客様

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2009年12月10日 (木)

花のあすか組

091210 そういえば高口里純も「花とゆめ」デビューだったなあ。

高口で好きなのは「伯爵と呼ばれた男」なんだけど、これがいくら探しても出てこないのよ。まいったなあ。

創成期のハリウッドで、三流役者兼ヤクの売人をやってるオスカーが主人公。富と名声の頂点のスターたちは輝く光を浴びながらも、みな濃い影を背負い、ヘロイン漬けになってつかの間の安らぎを得ている・・・・・・・・

高口のロマンティックで舌足らずな語り口と、元ヤンキー丸出しの一種独特の美意識がとてもよくマッチした傑作でした。

よく代表作といわれ、一番ヒットもした「花のあすか組!」(全25巻・角川書店)

今読むとちょっとしんどい。流行りモノを盛んに取り入れてたからでしょうか?20年前のことなのにとても古臭く感じてしまう。なによりかによりさ、主人公たち中学生なんだけどさ、何でこいつらこんなお金もってんのよ?

バブルの時代ってさ、凄かったね。お金余ってたんだね(気のせいだったんだけど)。日本中が金銭感覚おかしくなってたね。って、これ読み返して改めて思った。

コメント

 高口さんも好き♪この作家さんは書くのがとても早いらしいですね、出している本も多くて・・。
 こうしてみると、今の作家さんの書くものより、昔のほうが色々書けたんでしょうか??いい作品が多いように思います。

いやいや、今のマンガもおもしろいとおもいます。読みたいマンガがたくさんでてきたので、在庫整理中なんです。整理しないとは入んないや。

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