椿屋敷のお客様

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2010年2月15日 (月)

ヘチマたわしの作り方

100215 夏にわさわさなったヘチマの実を、たくさんぶらぶらぶらさげたまま枯らしてあるんです。ちなみに鶏ランドを囲ってある網に這わせてあるんですが。

1m近いよく肥えた実なので「たわしにしなくちゃ、たわしにしなくちゃもったいない~」と思ったまま冬になってしまい、もう春になろうとしています。これはいかん。

なので、一日1,2本づつでもたわしにしていこうと採ってきました。

といっても、ガランガランに乾いて枯れた皮をぺりぺりパリパリと剥がしていくだけなんすけどね。中からうす黄色い繊維の塊がでてきて、体を洗うにも食器を洗うにも便利なたわしになるのです。簡単で便利なもんです。昔の人の知恵ですわなあ。

晴れた日なんか採ったその場でパリパリと剥いて、実のお尻のほうからばらばらと種を吐き出して、そのまま地面にバラバラと蒔いておきます。そしたら地温が28℃を越す頃に芽が出てきて、またヘチマつるになるというわけ。鶏ランドのそばなので勝手に鶏糞を吸ってよく育ちます。

実がなったら味噌汁の実に、炒め物に。茎からはヘチマ水を採り、そしてたわし。ありがたいことであるよのう。

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