人殺しか英雄か
「一人殺せば人殺し、百万人殺せば英雄」と言う言葉がこの人ほどふさわしい人はおらんと思います。文字通り。
毛沢東。極悪人のヒトラーより、スターリンより、殺した人数は多いはずなのに、「畳の上で」ちゅうかきちんと病気でみなに看取られて死んじょります。なしてーーー?と思いますが、中国ってのはそういう国だよな。紀元前の昔から。
「大躍進政策」という農業政策の失敗で5000万人を飢え死にさせ、続く文化大革命で1000万人を粛清し、1000万人が行方不明という。7000万人ですよ!!7000万人。
いっときますけどこれ、内戦や戦争抜きの数字ですからね。毛沢東の生涯で内戦も戦争もそらそらたくさんやってますから、それまでカウントしたらどうなることやら。日本の人口ぐらいは地上から抹殺してるでしょうね。それでもいま13億人もいる中国ってのは、やはり「長い(歴史が)、でかい(国が)、多い(人が)」国なのでありますわ。
まあ、「そうでなければ治まらなかった国である」とは、思います。未来はどうか知りません。(でも変わんないんじゃないかな~。人権の本場おフランスなんかよりはるかに長い歴史、そうやってきた国だもん。)
言えるのは「自国の民が5000万人飢え死にしようとも『無問題』と言い切る国ならば、他国の(東夷の)民が飢えようが共食いしようが『無問題』でなんの良心の呵責なく見殺しにするであろう」ってこってすね。
この国にだけは食べ物まかせちゃなんねえだ!!
「『人殺し』、『人殺し』って大日本帝国だとて『南京大虐殺』やりいの『731部隊』やりいのやりたい放題ではないか。」と突っ込まれそう。その通り。どっちもやってる。だから「往生際の悪いことを言わないでちゃんと教科書に載せろ」派です。わたくし。
でもね。中国の教科書にもちゃんと「毛沢東が何をしたのか」載せなさいね。大日本帝国が殺した人数とは桁違いを殺してはるんでっせ。
チベットだの東南アジアだの、そこらでの好き放題もね。ちゃんとね。
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