椿屋敷のお客様

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2010年9月27日 (月)

レクイエム

Dvc00024 大きな角を持った雄ヤギ、ボンボンが死にました。彼が産まれたちょうど同じ場所で死にました。

9月30日に指宿の牧場に売ろうか、と思っていた矢先です。直接の原因は4,5日前の残暑。あれでいきなりガクンと弱りました。

でも、それよりなによりわたしの「売ろう」という心がわかってしまったのかもしれません。

ボンボンについては、充分なことをしてやれず、いろいろな反省があります。

まず、うちでは有角の雄は飼いきらん。それがはっきりわかりました。本人(ヤギ)は甘えた遊びのつもりなのに、頭を振り回されるたびこちらは命がけでした。どうしても世話が及び腰になります。行き届きませんでした。放牧場に放すのも怖くて最後の年は種雄としても使ってやれませんでした。

子ヤギが産まれて有角雄だ、とわかったら角を焼ききらなきゃ、なのですが、それはわたしには無理。なので乳離れする4,5ヶ月で必ず手放さねば。

わたしがヤギに求めるのは、なによりかによりお乳。お乳を出す雌ヤギさんたちを大事にするために、頭数と性質をコントロールすることが肝要なのだと思い知らされました。

ボンボンはそれを身をもって教えてくれました。ありがとう。そしていい飼い主でなくてごめんね。

コメント

 世話をしていた生き物が亡くなるのはきついですよね・・。
 失敗も後悔もあるでしょうが、次の教訓として礎と思うしかないですね。
 私は後悔が多すぎて、飼い主失格と思ったので犬はもう飼いません、ペットロスにもなったしね・・。
 生き物を飼うって難しい・・。

ありがとうございます。
生き物を飼うのはホント難しいです。
まあ、嘆いてばかりじゃ生きていけないので、今朝もこれからお世話です。

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