椿屋敷のお客様

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2010年12月25日 (土)

魔法のハタキ

Dvc00063 甥っ子たち(6歳と4歳)が遊びに来て、子ニャンコたち(3ヶ月半)と遊びたがるんです。

んで、人生の先輩として、猫を喜ばせるキラーコンテンツ魔法を伝授いたしました。

とりいだしたりますボロハタキ。

「春ちゃんなにするの?」

「こうすっとよ」

ニャンコの目の前すれすれで振って見せます。「にゃにゃにゃにゃにゃ~~~!!」と魔法の呪文を唱えながら。

ニャンコたち大喜び!!大興奮!!

なんとしてもハタキ布を捕まえんとして大騒ぎで二本足立ちしたり爪を出した前足を振り回したり。飛び上がったり。

そのニャンコたちを見て甥っ子たちが大興奮!!

「貸して、貸して、それ貸して!!!」

「はい、これハタキっていうんだよ」

意気込んでハタキを受け取り、

「にゃにゃにゃにゃにゃ~」「にゃにゃにゃにゃにゃ~」と呪文を唱えながらニャンコの目の前でハタキを振る甥っ子。

2時間ばかりも猫にハタキ魔法をかけたでしょうか。帰り際に「春ちゃん、これちょうだい」と魔法のハタキを持って帰ろうとします。

甥っ子よ。魔法というのは道具立てだけでは作動しないのであるよ。しかるべきとき、しかるべき場所、しかるべき相手、しかるべき状況をお膳立てする能力、それこそが「魔法」なのであるよ・・・・・・

などと、人生の先達としての訓示をえらそうに垂れようとしてところが、妹の一言。「ダメよ。それ春ちゃんが、お掃除するのに使うんだから。ね?」念押し。

「・・・・・・は、はい。」

お掃除いたします。

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