ものみなすくすくすくすく育つ初夏とあいなりましたです。何もかもが文字通り竹のように育っていきます。
ヒヨコちゃんの現在はかくの如しですが、これは、今や「ヤギのお嬢さん」となってしまった、三月生まれのチビです。
チビって・・・・・チビって・・・・・もはやまったくチビではありません。遠近がわからないとお母さんと区別がつきません。ヤギ世界の時間経過、矢の如し。
力もたいへん強くなり、それとともにヤギ族独特の頑固さも顔をだし、性格もお母さんそっくり!!はああああ・・・・・・・・。
草もたいへんな勢いで伸び、昨日まで藪でなかったところが、大雨の一夜明けた後にはわんわんと盛る草。今年は一番深そうな藪にヤギを連れて行くんですけどね。ヤギ様様。助かります。ありがたやありがたや。
さて、英国産ジェントルマンばかり褒め称えておりまして、んじゃ、もう一羽の雄鶏、地鶏くんはどうなんじゃ?雌鳥のことなんかなんも考えてない暴君か?とか、思われてしまいそうなんですが・・・・・
・・・・・まあ、確かに乱暴者ですよ。わたくしの手なぞ、彼につくじられた(つつかれた)痕だらけですよ(また痛いんだわこれが)。縄張りに入るやつを決して許しませんよ。
しかしながら、自分の四羽の奥方たちには優しいんですわ。
彼の名誉のために言っておきますが。
英国産ジェントルマンのように、「腹の下にかばいこむ」などというあからさまなことはしないんですが。夜の間、四羽の奥方たちを止まり木に止まらせておいて、自分はその下で張り番をする、それが彼の日課です。彼なりの奥方たちへの愛情らしいです。餌もまず四羽の奥方たちから食べさせる。やせ我慢でもそうする。
優しい言葉やしぐさをする、というタイプではないのですが。
九州生まれの雄鶏。
まさしく。
ヤギ協会元会長からいただいた雌鳥さん、「烏骨鶏とチリの鶏の雑種」と聞いてましたが、まあ、お気楽に飼料袋に入れてもらってきたんですよ。
んで、卵が産まれてみればなんと殻が青いじゃないですか。「うわーー、青い卵だあ。珍しいなあ」と思いましたが、「たまにはあるんじゃろ」ぐらいの認識でしたよ。
無知とは恐ろしいものです。
なんと「青い卵を産む鶏」は世界でもチリ原産のアロウカナという鶏一種しかおらず、その卵は栄養価の高さで注目されているらしいのです!!しらなんだ!!
しかも、アロウカナ原種は産卵数が少ないため、烏骨鶏と掛け合わせて産卵数を安定させる試みを、試験場がやっておるらしいです。「烏骨鶏との掛け合わせ」ってまさしくうちの夫人じゃないですか!!
――――ほんっとうにありがたいです!13羽の雛のうち、真っ黒け5羽。青い卵を産む雌鳥さんがそのなかからまた出てくるかもです。
子育て上手の烏骨鶏(アロウカナ)雑種夫人、まだまだ雛を孵す気満々みたいだし・・・・・・。
ありがたいよ――――!!
小さくてふわふわしてピーピーいうのが大好きなモモ(紀州犬雑種・5歳・女の子)はヒヨコが大好き。
ケージの金網が大きくて、実はヒヨコちゃんたち出放題なのですが、モモがそれはそれは熱心に番をしているので、襲われるということがありません。それどころかあんまり遠出をするヒヨコたちには注意を促して金網の中のママのところに帰るように、上手に誘導します。たいした腕前です。
でも、烏骨鶏(雑種)夫人にはいろいろと気に入らないところがあるらしい。よく、金網越しに怒られています。なんどもモモは鼻面をつくじられて(つつかれて)「キャイン~!」とか鳴いています。
・・・・・わかるよ、モモ。子守りってつらいよな。ママになるとほんと人が違ったように厳しくなるよな。わたくしも妹から怒られっぱなしです。チンビリッ(ピシャッ)と怒られています。一所懸命やってるんだけどなあ・・・・・。
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