椿屋敷のお客様

動物 Feed

2006年6月 2日 (金)

ヒヨコご一家の団欒

Nec_0008_18 今朝は大雨、夕方は大風と荒れ模様の今日でした。

「ヒヨコちゃんたちは大丈夫かな?」と何度も鶏小屋をのぞきましたが、烏骨鶏(雑種)夫人と、英国産ジェントルマンのペアは、まあ、鉄壁の守りなんであります。

驚いたことに、ジェントルマンまで雛を抱くのです!!

雨や風やわんぱくな甥っ子が屋根を叩く音に、ヒヨコ達がおびえると、雌鳥はもちろん雄鶏までその羽を総動員して雛を囲い込み落ち着かせます。ヒヨコ13羽という大所帯ですが、このペアなら無事に育て上げそうです。ヤギ協会元会長のところからタダでいただいてきたペアだったのに、なんというお得ないただきものだったことでしょう。ほんとうにありがたいことです。

写真は夕方、烏骨鶏(雑種)夫人がヒヨコちゃんたちを抱き、その夫人をジェントルマンがかばっている図です。烏骨鶏(雑種)夫人のお尻からちょこんとヒヨコちゃんの顔がのぞいているのがごらんになれますでしょうか?

2006年6月 1日 (木)

ヒヨコ馬鹿

Nec_0005_14 やっぱりというかなんというかヒヨコ馬鹿となってしまったわけですが・・・・・

ヒヨコの写真を撮るのは本当に難しい。だいたいヒヨコ達がちっともじっとしてないうえに、烏骨鶏(雑種)夫人が鬼のような顔で走ってきてたいへんな勢いで攻撃してきます。コワイよ――――。

今が一番かわいい時期なんだけどな。そのうち小憎たらしいヤクザ顔になっちゃうんだよ。雄鶏なんか特に。

そういえばヒヨコの雌雄判別ってすごく難しいんですってね。んでもってこの雌雄判別技術が世界で一番優れているのが日本なんですってね。まっこち手先・指先の器用さにおいては人後に落ちない民族よなあ。

2006年5月31日 (水)

烏骨鶏(雑種)夫人の子育て

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 小柄な烏骨鶏(雑種)夫人は、孵し上手の子育て上手。

自分の子他人の子あわせて13羽も孵して、見てるだけで目がちわいちわい(ちかちか)しそうなのに、その雛たちに「鶏として生きていくべき実践教育」を行っています。

  1. 地面を足で掻く
  2. 地虫や餌になるものがでてくる
  3. 嘴でついばむ
  4. 水を飲む
  5. 敵らしきものが出てくると警戒音を発する
  6. 一旦蜘蛛の子を散らすように逃げる
  7. その後マミーの羽の下に入る

まったくもって実践的。

2006年5月30日 (火)

モモ、ヒヨコ番になる

Nec_0034_11 モモ(紀州犬雑種・5歳・女の子)は、女の子だからなのか犬だからなのか、それともモモ本人(犬)の資質なのか、小さくてふわふわしてピーピーいうものが大好き!!

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 雛が孵ってやっぱり大喜びで、日がな一日雛たちを眺めています。まあ、モモがいる限り雛が何かに襲われることはないでしょう。

2006年5月29日 (月)

今日のヒヨコちゃんたち

Nec_0033_10小柄な烏骨鶏(雑種)夫人は、実はたいへんな子育て上手でした。人(鶏)は見かけによらぬものです。

どうもヒヨコちゃん、12~13羽孵っています。たいへんな数です。ちわいちわい(ちょろちょろ)してどれがどれだかわからなくなるほどです。

あんなに臆病だった彼女はすっかり肝っ玉かあさんで、ケージに手を入れるとたいへんな勢いで攻撃してきます。雛たちをお腹の下に抱え込んで「くるるるるる・・・・・・」と優しく鶏的子守唄を歌っています。人間も犬も猫もヤギもみんなお母さんになると「ああ、子守唄なんだな」とすぐわかる優しい音をだします。

おかげさまで、今日妹は無事二番目の子を出産しました。男の子です。母子ともに健康そのもの。

2006年5月28日 (日)

ヒヨコちゃん産まれたよ

Nec_0030_11 とうとうヒヨコちゃんが孵化しました。

何羽孵化するのかまだ正確にはわかりませんが、早い雛たちがお母さんの羽の間から顔をのぞかせています。

むちゃくちゃかわいいです。

2006年5月26日 (金)

疲労困憊ドリアン

Nec_0025_16 ドリアン(アメリカンショートヘアーのハーフ・12歳・ジジイ)が疲労困憊して死んだように眠っています。

彼はオシッコとウンコ以外はほとんど家から出ない猫なので、甥っ子の格好のおもちゃです。ひところに比べると追っかけられることは少なくなりましたが、油断していると足やしっぽを捕まえられて往生しています。

それでも、さすがジジイ猫、引っかいたり噛んだりするようなことがなく、ありがたいことです。もともとドリアンは坊ちゃん育ちのヘタレで、性格は穏やか。辛抱強く甥っ子の乱暴狼藉に耐えています。

甥っ子のほうも、まだ言葉をしゃべれないのに、猫の鳴きまねはうまくなりました。しかもドリアンの真似だとわかるほど。なかなかうまい。

2006年5月25日 (木)

もうチビじゃない

Nec_0022_16 月日のたつのは早いもので、三月に産まれた子ヤギちゃんが、もはや「子ヤギちゃん」と呼ぶのははばかられるような成長ぶり。

とっとこ外を歩いていると、「あれ?めーさん?」と一瞬間違えるほどマミーにそっくりになってきました。

まったくヤギ世界の時間の流れは驚くほど早うございます。半年でマミーと同じ大きさになるのですから、そりゃ大急ぎってもんです。

2006年5月23日 (火)

カタツムリ

Nec_0014_14 カタツムリとナメクジの違いは、「家持ち」か「裸一貫」かの違いで、かなりの近縁種なわけであります。どっちも同じように作物を喰ってしまうし。

シロウト観察でもカタツムリとナメクジは結構きっちり棲み分けをしているようで、「家持ち」のぶんカタツムリは乾燥環境に強く、反してナメクジはよりじめじめした場所を占拠しております。近縁種でありながらカタツムリは(比較的)愛されることが多いのに、ナメクジは忌み嫌われる(とくにわたくしなぞに)傾向があるのは、このナメクジの下水、ドブ確率が高いことに起因しておるのではないか?と思いますね。

それと、カタツムリは触ろうと思えば殻をつかめばそれほど違和感ないでしょ?ところがナメクジはあのぬめぬめした粘膜がダイレクトに触れてくる。うっかりお風呂におでばいしてきたナメクジを踏んづけたりした日にゃああああ!わたくし「ひいいいいいい(涙)!!」などと絹を裂くような悲鳴をあげましてよ。また古い家のお風呂はよく配水管を伝ってやってくるのです。

まあ、個人的にはカタツムリもそれほど愛らしいとは思えません。おフランスの方のように食ってしまうなどもってのほか。―――――って、大好物のミル貝とかバイ貝とかと仲間なんだよな。「陸棲か海棲かってだけで差別すんなよ!」だよな。他人の食い物の趣味を非難しちゃイカンよ。向こうから見りゃタコ食ったりナマコ食ったりするほうが「どうかと思うよシュビシュバブ―――」(当方フランス語不如意のためあくまでイメージ)かもしれませぬな。

2006年5月17日 (水)

モモ、象さんにおびえる

Nec_0001_16 さて、もうすぐ二歳の甥っ子はいろいろなグッズとともに里帰りしているわけですが、その中に「歯磨きを躾るための指人形グッズ」があるのであります。

それはブルーのえらくゴツイ歯並びをした象さんと、バナナと歯ブラシがセットになっていて幼児に「歯磨きの重要性をわかりやすく説明できる」作りになっております。

それで伯母としては歯磨きをいやがる甥っ子に、指人形劇場を繰り広げておりましたのです。

「ハ――イ♪ぼく象さん!ぼくも~ハミガキ嫌いなんだけど~でも~バナナ食べちゃったから~~ハミガキしちゃうよ~♪上の歯から~ゴシゴシゴシ~♪」

などと声のトーンを2オクターブほど上げて、語りをやっておりました。

すると、隣の部屋で見ておったモモ(紀州犬雑種・5歳・女の子)が突如「わんわんわんわああん!」と大興奮。

「どうした?どうしたモモ?」と平常の声に帰り、右手には歯並びのいい象さん人形をつけたまま、モモの様子を見にいきました。するとモモがなんとこのわたくしにおびえるではありませんか。

いや、正確にはどうもわたくしの右手が怖いらしい。そう、モモはブルーの象さん人形が怖いらしいのです。

モモには悪いけれど、ちょっとおもしろいのでその象さん人形でモモを追いかけてみました。案の定、モモは逃げ惑い、テーブルの下に隠れました。ごめんねモモ。写真まで撮っちゃって。しかも公開したりなんかして。

モモにしてみれば、常日頃見慣れたわたくしの右手が、いきなり宇宙人か何かに乗っ取られ、それに操られて人格まで変わったように思ったんですかね?モモが言葉を使うならば説明してくれるのでしょうけれどね。