椿屋敷のお客様

動物 Feed

2006年5月10日 (水)

抱卵中の卵

Nec_0010_12 烏骨鶏(雑種)夫人がお食事に立った隙に、こっそりすばやく抱卵中の巣箱を写しました。

なんかたくさん卵があらせんけ?いつの間にこんなに溜め込んだの?

数えてみたら16個もあります。うち3個は地鶏夫人の卵を托卵したものです。

もう彼女にお任せするしかありませんので、そっとしときます。しかしあの小さな体でこんなにいっぱい腹の下に敷いておりましたか!

来た当初の臆病な様子がまるで嘘のよう。モモがうっかり見にいくとたいへんな勢いとふくれっつらでつっつきにきます。うっわー――。人格(鳥格)変わってます。根性はいった面構えです。すごいなあ。

2006年5月 8日 (月)

ジェントルマン

Nec_0006_11 烏骨鶏(雑種)夫人がついに抱卵を開始したわけですが、その夫人と一緒にもらってきた英国産の雄鶏くんが、いつも抱卵する夫人の傍らに寄り添って仁王立ちになっています。

この雄鶏くん、英国産だからかなのか知りませんが、たいへんなジェントルマンくんなのですよ。

烏骨鶏(雑種)夫人は小柄なので、たいへん臆病です。うちへやってきた当初から怯えて怯えて大騒ぎ。また犬のモモ(紀州犬雑種・5歳・女の子)が余所からやってきた動物には最初厳しいので、ワンワンワーンワンと小屋の外で大騒ぎ。「どうなることか?」と思っておりましたが、なんとこのジェントルマンくん、怯える彼女を腹の下に落ち着くまで庇いこんであげるのです。

―――――うっひゃああ!ジェントルマー―ン!!

毎晩毎晩夜になると怯える彼女を腹の下に庇い、雷が鳴ると怯えるので庇いしてました。雌鳥は卵を抱きだすといきなり気が強くなるのですが、そうなると今度は写真のような仁王立ち。人間の男にもお手本にして欲しいようなジェントルマンぶり。いいなあ!烏骨鶏(雑種)夫人。

ジェントルマンくん、実は何十羽もいるヤギ会長のところではいじめられていた個体だったようです。左眼が怪我のせいで見えないらしいです。そのために他の個体にも優しいのか、英国産だからジェントルなのかわかりませんが・・・・・

隻眼てのは日本の民俗学じゃ「神の使い」だったりするんですがね。なんにせようちにツキをもたらしてくれる雄鶏くんのようです。

2006年5月 7日 (日)

烏骨鶏(雑種)夫人卵を抱く

Nec_0001_15 烏骨鶏(雑種)夫人が昨日から卵を抱き始めました。

ヤギ協会の元会長から「これは烏骨鶏とチリ産の鶏の雑種でよく卵を抱くから」と、英国産の雄鶏と一緒にいただいた鳥です。

「ヒヨコちゃん誕生」は悲願でありまして・・・・・どきどきわくわくしております。「夫人の邪魔をしちゃならん!」と近辺を通るときは足音を忍ばせて通ります。とかいいながらもこっそり地鶏夫人たちの卵も何個か巣に忍ばせて托卵したりなんかして・・・・・

あと人間にできることは静かに見守ることのみなんであります。

2006年5月 1日 (月)

ご無礼つかまつります

Nec_0013_15「乳搾り」といえば聞こえはいいですが、要するに「余ったお乳を分けていただいて」おるわけで、めーさまさまでございます。

「決まった人間が決まった時間に、最低朝夕二回、できればお昼まで三回」お乳に触らせていただき、あまつさえそれをもみしだき、搾りとるわけです。

同じ哺乳類の雌として、「決まった人間が」というところにたまらん人事でないリアルさを感じますですよ。だってそうでしょう?「お乳をももみしだかれ 、搾りとられる」んですよ。まっこちご無礼なこっちゃ。そらあ、見知らん人間、信用できない人間にさせとうないわ。

ここ1ヶ月近く、毎日朝夕めーさん(ザーネン種・1歳3ヶ月・ママ)のお乳をもみしだいております。だんだんめーさんとの息も合ってきて、やっと乳量が増えてきました。この役はもう誰にも任すことはできません。雨が降ろうが槍がふろうが今年の秋まで搾り続けなければなりません。お乳が溜まってしまうと乳房炎になってしまうのです。風邪をひくこともできない。おかげさまでわたくしも健康になろうというものです。

「今日もご無礼つかまつります」お断りしつつ、めーさんの乳房に触る毎日なのでございますよ。

2006年4月18日 (火)

移動式ヤギ運動場改良版

Nec_0011_10 ワイヤーメッシュの15cm角格子でヤギ運動場も作りました。

これが結構丈夫な上に軽くて移動もしやすくたいへん便利です。うちの畑は木がたくさん植えてあるので、その木の間を動かせる運動場がベストなのです。これであと雨避けの屋根をつければ完璧。今日はめーさん親子が畳二畳分ぐらいの草をぜ――んぶきれいにしてくれました。ほっほっほっほっほ。

移動式鶏小屋改良版

Nec_0010_11 移動式鶏小屋の改良版ができました。

ワイヤーメッシュの10cm角を直方体に組み上げて、跳ね蓋式の出入り口を取り付けただけです。

簡単にできるわりにたいへん丈夫。ワイヤーメッシュって便利だなあ!

2006年4月10日 (月)

今夜も遠雷

Nec_0020_14 どうも今夜も遠い空で雷が鳴っているらしいです。モモが次第次第に家の奥へ奥へ入ってきてプルプル震えているからです。

ということで、襖の10cmぐらい開いているところの前に陣取っているのですが、実はそこは猫のドリアン(アメリカンショートヘアのハーフ・12歳・じじい)とジョー(ヤス猫・11歳・じじい)の通用口。

どうなるんでしょうか?そのうちきゃつらもオシッコなり夜のパトロールなりのためにこの通用口を通るはず。モモときゃつらは顔を合わすたび「ワンワン!!ニャニャ―――!!フーフーフーッ」と大騒ぎする間柄。どうする気だ?じじいども。猫パンチ攻撃を繰りひろげるのでしょうか?実はさっきからわくわくして状況を見守っているところです。

2006年4月 5日 (水)

5:30のモモ

Nec_0001_13 と、夕べから降り続く雨は今朝方大変な雷雨となりました。

も~、モモ(紀州犬雑種・5歳・女の子)怯える怯える。

どんどんどんどん家の中に入ってきてプルプルプルプル震えています。

そんなに怖いんかい。

わたしらに比べて聴覚が発達してるのでしょうね―――。

雷ダメ、打ち上げ花火ダメ、桜島の爆発ダメ、掃除機ダメ、草刈機ダメ、・・・・・。

「大地震や大噴火の前に、飼い犬が吠えて吠えて止まらんかった。鎖をちぎって逃げ出した。」などというお話はよく聞きますが、ありうべき話です。「ネズミがいっせいに逃げ出し」たり「鯉がばしゃばしゃ池の上で跳ねまくった」りしたときは、やはりなんらかの天変地異がある可能性大なのです。

2006年4月 4日 (火)

モモおばちゃんとあたし

032 なんでそんなにモモおばちゃん(紀州犬雑種・5歳・女の子)がいいかねえ・・・・・。

近くにマミーがいるんだよ。

「めーめーめーえ」と呼んでるんだよ。

確かにモモはいいやつだ。「ちょっと抜けてるんじゃないか?」というぐらい人(犬)がいい。

だけどねえ・・・・・。本来「食うか食われるか」の関係ちゃうんか?なぜそんなになつく?モモのどこにそんな魅力が?(←失礼極まりなし)

はるか5千年もの昔、ウクライナか?中央アジアか?それともメソポタミアか?牧畜が始まったときも犬とヤギ(あるいは羊か)はこんな調子だったのかも知れん。犬とはほんとうにありがたいものよのう。

烏骨鶏(雑種)夫人の卵

Nec_0045_4 Nec_0044_4  

 ヤギ協会元会長から譲っていただいた、「卵を孵すのが上手な雌鳥・烏骨鶏(雑種)夫人」と卵です。

烏骨鶏(雑種)夫人は小柄でどうも臆病らしく、英国系の大柄な雄鶏くん(肉質も卵もおいしい血統らしい)の影に隠れてなかなか写真を撮らせてくれません。

彼女の卵はなんと薄緑色をしています。ふえー――。