冬瓜
去年も暑かったが、今年はより暑い。たまらん。暑さのせいかわたしのせいか(10中8,9わたしのせいだ)パソコンの調子が悪く、更新できなかった(言い訳である)。人間にはたまらん暑さでも、植物には最適とみえ、夏のつるものが大変な勢いで大きくなっている。冬瓜なんかも、全く世話をせず、植えっぱなしのままなのだが、ひょっとのぞいてみたら、実がごろごろついている。驚き。丸儲けの気分だ。だいたい、どこから考えても真夏の野菜なのに、「冬瓜」とはこれいかに。そういえば昔「大きな冬瓜」という中国民話を読んだことがある。なにやら貧しい働き者の夫婦が植えた冬瓜に世にも大きな実がついて、(その大きさちょっとした家なみ。大陸の話だよなあ)、貧乏夫婦がその冬瓜の中で生活し、夏は涼しいわ、食事はその冬瓜を中から齧るわ、というとんでもない話であった。どんな結末だったのかさっぱり忘れたが、「家ほどの大きさの冬瓜の中で暮らす話」というのは、いかにも心わくわくした。おいおい。豚の軟骨と冬瓜とごぼうを生姜を効かせてとろとろに煮たのは大好物である。漢方じゃ体を冷やす野菜だそうな。
コメント