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2005年7月28日 (木)

カマキリ

Nec_0100 どこに出しても恥ずかしくない田舎の育ちで、しかも今も田舎に住んでいるので、馴れ親しみたくなくとも昆虫の類に親しんでしまう。カマキリも幼い頃からのおなじみさんである。クモと並ぶ益虫である。畑の害虫を食べてくれるから。それでなくともその独特の風貌が好きである。だいたい成虫のカマキリはその腹中にハリガネムシという黒い寄生虫を飼っている。子供の頃残酷にもカマキリを殺してしまったとき、腹の中から黒くて直径2mm長さ1mぐらいの線虫がニョロンニョロンと蠢きのたうちまわった。いやあーもうたまげた!「生涯二度とカマキリは殺すまい」と心に誓ったことである。大きなメスが交尾中のオスの頭を齧って食べている現場にも実際出くわしたことがある。うまそうであった。さらに後ほど読んだところによれば、交尾中にメスに頭を齧られたオスは、この世のものとも思われぬ快楽を味わっておるらしい。これぞ究極の選択よ。

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