鶏糞堆肥
半年前から地鶏くんご一家のウンコを片隅に集めておりました。地鶏くんご一家は実に熱心に雑草を食べ、残飯を食べ、ウンコをしてはこまめにそれを地面にかき混ぜてくれます。
アバウトに集めて、そのまま上に積み重ねていっただけなのですが、「そろそろ完熟したかいな?」と底のほうをスコップで掘りあげてみたら、よ~しよし。ホッカホカのホッコホコの堆肥になっておりましたよ!これで春の元肥は大丈夫じゃ!
アバウトで杜撰なくせに、ずっと「早く、一刻も早く結果が欲しい!」とあくせくしていました。「一攫千金」「シンデレラストーリー」そういう言葉は大好きでした。もちろん今でも「濡れ手に粟」とか「棚からぼたもち」とか「三年寝太郎」とか大好きです。しかし、おいしい話はあせってはいかんのね。あせらずあわてず、寝かせるべきときは寝かせとかにゃならんのよ。「早く、一刻も早く」でてくる結果は、往々にしておいしくないか、うたかたの夢のごとく一瞬にして消えうせるか・・・でありますな。(某ホリエモンの話じゃございやせんが)
待たなければならないものは待たなければならない。でも、それは逆に雨の日ばかりは続かないし、冬のあとには春が来るということ。
昔、じいさんやばあさんがその手の話をするたび、「だって、今、今欲しいんだもん!」と思いましたがね。今や「それは正しい」と身にしみましたね。しかし「じっくり成果を待つ子供」ちゅうのもどうかと思うので、子供はばたばたあせって正解ですわな。
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