椿屋敷のお客様

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2006年3月28日 (火)

タンポポの花

Nec_0028_12 椿屋敷農園には不思議なほどタンポポが生えていません。他の春の野草はイヤというほどはびこっているのですが、何か条件が合わないのでしょう。ちょっとした駐車場とか校庭とか河原とか、一面のタンポポが生えているところがありますね。春の風物詩のひとつです。

写真は門柱の横に生えている唯一の一株です。

今、タンポポは在来種のカントウタンポポやカンサイタンポポが外来のセイヨウタンポポに駆逐されかかっていて大問題なのです。最近ではセイヨウタンポポと在来種の交雑種まであらわれ大混乱。区別は花の外側の緑色の総苞がまっすぐ天を向いているかそっくり返っているかでわかります。うちのこの株はそっくり返っているのでどうもセイヨウタンポポらしいのですが、交雑種もあるということはっきりしたことはいえません。

べにこさんところではこれも貴重種となってしまったメダカの繁殖に励んでおられます。「メダカ」「タンポポ」・・・・・。「まさか!」というような身近なものに、危機が忍び寄っているってこと。怖いなあ。まじで。

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コメント

繁殖といっても・・まだ孵化したばかり。
でも夫の目標はかなりあるらしい・・・
春さんがいうように、戻す川にも問題があります。
うちの子達は日本めだからしいのですが、外来種も多いらしいので
帰す川選びが重要になりますね。

難しいですよね~。返す川が問題になる・・・・・。いつから話がこんなにややこしくなってきたのでしょうか?でも、ほんとにあとからきたものは生態系を壊すらしいのでかんげをして放さなければならんのです。食うか食われるかの世界では「おれ、レッドデータブックに載ってる」バッジとかつけてるわけじゃないですからね。

「菜の花」にも、遺伝子組み換え菜種や交雑種が出てきている模様。
指宿・山川地区で5カ所ほど発見されたとか。
自分の知らぬ間に、自分ちの畑の作物が遺伝子組み換え作物になっていることもあり得る世の中・・・うーん。
どうやって在来種を守っていけばいいのか、考えます。

「自分の知らない間に身近な世界が着々と変わってるってのがね―――怖いですよね――――。これが遠い遠い国とかだったらいいんだけど・・・・・って、その遠い遠い国が同じ地球上にある以上やっぱり身近な世界につながってるんだよな。菜の花の変異種、指宿・山川で発見かあ・・・・。うううううん。

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