椿屋敷のお客様

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2006年7月29日 (土)

セミの抜け殻

Nec_0023_14 夏休み真っ只中、セミのシーズンとなってまいりました。あちらこちらにセミの抜け殻が残されています。

詳しい人は「これはナニナニゼミの抜け殻」とか区別がつくのでしょうが、そこまでは分類できません。詳しい人は詳しいよなあ~。

しかし、日本のセミの幼虫は7年間地面の中で過ごすそうですが、よく、「今年は7年目の夏だから地面に出なくちゃ。そこから木を登って羽化しなくちゃ。」というのがわかるよなあ。体内時計恐るべし。

よく話題になるのが北米にいるという13年ゼミと17年ゼミ。地面の中に13年もしくは17年いて、きっちり13年目に繁殖のためにでてくる種のセミの総称です。13年なんて人間なら「今年はじいさんの13回忌じゃって忘れちょったあああ!」などということがざらなのに。体内時計恐るべし。

生物学でも話題になるけれど、数学の基礎とかでもよく引用される、13年ゼミと17年ゼミ。「なぜ、13と17という素数(1とその数以外は割り切れない数のこと)なのか?」ってやつですね。素数以外の間隔だと別の年に産まれた幼虫も同時に羽化するので、混在してしまうから、ってことになってるんじゃなかったかな。ただ「どうしてそういう方向に進化していったのか」という根本的な疑問にははっきりした答えは出てないみたい。

進化論は難しいよ。

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コメント

梅雨明けと同時に、蝉の鳴き声が大きく近くで聞こえるようになりました。
蝉の抜け殻・・・幼いときには見つけては遊んでいたのですが・・・もうそんなことも遠い思い出になってしまった年齢になりました。

まあまあ、また見つけて遊んだらいいじゃないですか。ご幼少のときとはまた違った見方ができるかもしれませんですよ。楽しさが違うのではありますまいか?

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