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2006年8月26日 (土)

おそろしや蜂毒

Nec_0030_16 とうとう鹿児島県でもキイロスズメバチの犠牲者が出ました。

出水で山払い中の方だったそうです。本当にお気の毒です。

去年一回刺されて、今回鼻を刺されただけだったそうです。それで呼吸困難になって亡くなった。典型的なアナフィラキシーショックです。

体内に入った蜂毒は、抗原抗体反応という免疫反応を起こします。それで体の免疫系に蜂の毒が記憶されてしまって、次に進入したときに全身の発疹、呼吸困難などのアレルギー反応を誘発してしまうというわけ。

これは一度蜂に刺された事のある人だったら、また蜂に刺されてしまえば、健康・不健康に関わらず誰にいつ発現するかわからないショックなので、怖い。本当に怖い!!もうすでに今年刺されてるし。

蜂は9月~11月が女王蜂を育てるシーズンで、気が荒くなっていて攻撃性が強いのです。気をつけなくっちゃ。みなさんも今や都会でもどこに巣があるかわかりませんよ。どうぞ充分お気をつけて。んで、刺されたら病院へ。アナフィラキシーショックは早ければ数分で症状がでてきます。

写真は、アシナガバチの巣の中に入っている幼虫です。このあと鶏にあげました。

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