椿屋敷のお客様

« 藪の朝顔 | メイン | 萩の花 »

2006年8月28日 (月)

キカラスウリの花

Nec_0035_15

カラスウリとキカラスウリの花が好きなんですよ。真っ白で繊細な作りでしょ?レース編みみたいな。

カラスウリは暗くなってから花開きますが、キカラスウリはまだ明るいうちから咲くので、ライトをつけずとも写真に撮れるというわけです。

これの根からは天瓜粉(てんかふん)が採れまして、昔はベビーパウダーとして使っていたのですと。美白化粧品の商いをやっている友人のしまねこさんが「そういうのぜひ復活して欲しいよ」とおっしゃてました。ごもっともじゃ。

20年ぐらい前にベビーパウダーに使うタルクの中にアスベスト(!!)が混入してた事があったんだよね。今はどこの業者も「うちのタルクにはアスベストは混入してません。」て口を揃えていっているけど。タルクそのものが滑石の粉末なんだよね。鉱物よ鉱物。そこらには詳しくないから突っ込まないけど、あんまり鉱物を肌に塗りたくりたくないなあ。「植物起源、動物起源なら安全」と盲信するつもりはないけれど、ミネラルオイルも要するに鉱物でしょ?なんか、そういうの塗るのやだなあ。赤ちゃんのお肌ならなおさらだよ。

キカラスウリの根から採る天瓜粉。ひょっとしたら近いうち復活するんじゃなかろうか?

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.synapse-blog.jp/t/trackback/190372/6496973

キカラスウリの花を参照しているブログ:

» 赤ちゃん用品 (健康 Gメン)
生まれて間もない赤ちゃんは、匂いでもママを識別するといいます.またスキンシップが密で、赤ちゃんはママの肌をなめることもあります [続きを読む]

コメント

もう天花粉そのものもほとんど見かけないのではないでしょうか?それに天花粉が何からできていたかっていうのも若い人は知らないでしょうね。

天花粉を何に使うか、も、知らない人が多いのではないかと。

コメントを投稿