藪の朝顔
藪の中に野生化した朝顔が咲いていました。まだ2世代目なのでしょう、10cmぐらいの大きな花が咲いています。
朝顔は自然交配すると、まず花色が青紫に先祖帰りします。次にどんどん花の大きさが小さくなって、数が多くなります。「美しさより種の多さ」ということなんでしょう。
この朝顔の花が、ままごとでジュースを作るのにたいへん具合がいいのです。
アントシアニンを多く含んでいて、花びらが柔らかいので、花を集めて潰すと、鮮やかな赤紫色の汁がとれます。どんなに青い色の花でも潰すと赤紫色の汁がとれるので、あれは不思議でした。ジュースを作ってもちろん飲むわけでもなく、ただただ色鮮やかな汁がとれるのがおもしろかった。オシロイバナの花も同じような色の汁がとれました。まあ、昔から似たような事をやっていたわけです。
朝顔の種は牽牛子(けんごし)といって強力な下剤。うっかり口に入れたらひどい目に遭いますぞ。
コメント