ハゼノキの花
ハゼノキってやつがこれまた、植えた覚えも無いのにどこからでも生えてくる木なんです。
人並みにハゼ負けをするので、はっきり言って生えてきて欲しくない。でも畑のそこかしこからいつの間にか何本も生えてきてるし、しかも大きくなるのが早いのです。どこの誰とも知らぬ鳥さんが、どこぞとも知れぬ山の中のハゼの実を食べて、ご丁寧にもうちの畑でウンコをひってくれた結果でありましょう。なんともはやありがた迷惑なことでございますよ。
しかし、去年見た新聞で、菱刈町の鹿北精油(江戸時代からの伝統的な搾り方で搾った胡麻油で有名)が「ハゼノキ栽培農家の募集」をしてました。どうやら「ハゼノキ蝋燭」の復活を目論んでいるらしいです。ハゼの実からは木蝋が採れ、昔々はこれから和蝋燭を作っておったそうな。さらには化粧品のクリームのベースにも使われておったそうな。
こういうの、いかにも今の時代には求められていそうでしょ?
さすが独自の路線で伝統産業を守りアピールしている鹿北製油さん、目の付け所が違うなあ、と思いましたことです。
んで、「ハゼノキ栽培をする契約農家」は現れたのでしょうか?意外と県北のほうでやりたがる農家は多かったんじゃないかな?
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