ヨウシュヤマゴボウ
色鮮やかな実と”ヤマゴボウ”の名を持っていますがれっきとした毒草です。
全草、特に牛蒡に似た根っこにフィトラカトキシン、フィトラカゲニン、硝酸カリウムを含むそうな。あぶね―――!!よく「ヤマゴボウの漬物」の材料と勘違いした人が、掘り上げて漬物にして中毒しておるそうな。あっぶね――――!!!漬物にしておるのはキク科のモリアザミの根。品種モノの牛蒡もキク科なんだからさ。みなさん間違っちゃダメですよ~~~。と、人どころではない。自分も間違わんとこ。なにより家畜に食べさせないように注意せねば。この写真も畑に自生しているヤツなのです。
毒草、しかも「洋種」の名を持つ帰化植物、山の中にたいした繁殖力で生えるわ、木の生育を妨げるわ、しかも和種のマルミノヤマゴボウと競合するわで、どうもお尋ね者のようです。京都府の外来植物の対策室がHPでWANTEDしてました。あああああ。でも、撲滅できないんだろうな。マルミノヤマゴボウなんかほとんど見ないのに、これはうちの近所でもよく見かけるもん。帰化植物ってホント強いよなあ。見習うべし。
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