椿屋敷のお客様

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2006年10月 8日 (日)

茶の花

Nec_0002_24茶の花でございます。

茶は椿や山茶花と同じ仲間なので、花も地味な椿の花に似ています。真っ白で清楚。なかなかかわいい花です。お茶席には珍重されるそうな。

さもあらん。ただでさえ抹茶の原料の木に咲く花、しかも「侘び寂びの美学」にぴったりの地味さ。 竹筒の花掛けとかに飾ったりするのかな?

とんと不調法もので茶道の心得などこれっぽちもありませんので、ここらまったくの想像でモノを言っております。

東京に住む妹が、もう15~6年茶道をやってます。なにやら免状を持っておるのじゃと。話によると茶会というのはたいへんな体力勝負らしいです。「初釜」となると何十人、何百人ももてなさねばならないのだそうな。お茶の作法はもちろん、食べ物の好き嫌いがあってはならないし、胃袋も底なしでなければならない。酒も飲めねばならない。和歌だの俳句だの掛け軸だの茶碗だの建築だの、とにかく知ってなくちゃならない。・・・・・らしい。

すんげ―――――!!ナマケモノには無理な話です。しかし、そんなたいそうな席に、そこらの畑の畦道に生えている(藪になってたりするぞ)茶の木の花がうやうやしく飾られて珍重される図というのは、なんとなくおかしいな。

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