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2007年2月25日 (日)

沈丁花の花

Nec_0017_30 ぷんぷこぷんぷこいい香りが漂っているなあ・・・・・と思ったら、やっぱり沈丁花が咲いていました。春であります。

春の沈丁花、初夏のクチナシ、秋の金木犀、こりゃ匂いのいい花御三家でございます。どれもいい匂いですねえ。そこらじゅうの空気の色を変えるほどの香り。

そしていかにも東アジア的な香りでもあります。

「沈丁花は沈香の香りに似て、丁子の葉に似ているので名づけられた名前である」と言われますが、「沈香の香り」ってどんなの?本物かいだことないや。クチナシも金木犀もそうだけれど、自己主張が強い香りだよなあ。いかにも中国の庭で重宝されそうな・・・・・。

クチナシは古くから日本にあったようだけれど、沈丁花と金木犀が入ってきたのは室町時代以降。初めてこの強い香りを嗅いだ人たちは、さぞかし強烈に「異国情緒」とか「先進文化」の香りを嗅いだことでしょう。

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