近所のお宮さんの横にヒカンザクラが咲いていました。「一足早い春」というやつです。
サクラの仲間の花の時期を決定するのは、開花の時期である3月の気温ではないのです。その前年の12月の冷え込みぐあいが、翌年のサクラの時期を決めるのです。
サクラの仲間が花芽を作るには、この時期にちゃんと低温にさらされないとならないわけ。そうでないと花芽を作るスイッチがはいらないのだそうな。
なんというかな~~~。「物事は仕込みが大事」ってことか。それとも「苦労が実(花)になる」ってこと?
なんにせよ、なにごとも因果の芽は、その場ではなくずっとそれ以前から仕込まれているのだ、ということは確かです。
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